【12/8(月)〜12/14(日)】今週のFX相場予想|ドル円・ユーロ・ゴールド
2025年12月8日週は、FOMC(米連邦公開市場委員会)をはじめとした重要イベントが集中する 「ドルの方向性が決まりやすい分岐週」です。
ドル円・ユーロドル・ゴールドなど、主要通貨・資産クラスで大きな値動きが出やすい1週間となるため、 ポジションサイズとリスク管理がいつも以上に重要になります。
今週の全体テーマ:FOMCでドル方向が決まる分岐の週
今週は、FOMC(米金融政策)を中心に、ドルの方向性が大きく動きやすい重要な1週間です。
特に注目したいポイントは以下の3つです。
- ・FOMCで利下げ示唆が強まるのか、それとも据え置き&タカ派寄りのスタンスなのか
- ・それに対する米長期金利とドルインデックスの反応
- ・年末(クリスマス前)を意識したポジション調整・手仕舞いの動き
特にFOMC前後は、上下どちらにも大きく振れやすい「揺さぶり相場」になりやすいため、 事前にシナリオを整理しておくことが重要です。
ドル円(USD/JPY)の相場予想|154.5〜158円レンジ内でFOMC待ちの攻防
■ テクニカル想定レンジ
- ・サポート帯:154.50〜155.20
- ・レジスタンス帯:157.50〜158.00
ドル円は引き続き高値圏での推移が続いており、155〜158円ゾーンは介入警戒&戻り売りが出やすいエリアです。
一方で、米金利が再上昇すれば上値トライの動きも残っており、非常に上下に振れやすい局面と言えます。
■ 想定シナリオ別の動き
| シナリオ | 条件・トリガー | 想定レンジ | トレード方針の一例 |
|---|---|---|---|
| ドル安・円高シナリオ | FOMCがハト派寄り/利下げ示唆が強い | 154.50 → 153.00〜152.50 | 155円台からの戻り売り、下方向ブレイク狙い |
| ドル高・円安シナリオ | FOMCがタカ派寄り/利下げ後ズレを示唆 | 155.50 → 157.50〜158.00 | 155円前半の押し目買い、156円台〜の上値追い |
| レンジ継続シナリオ | FOMCの内容が想定の範囲内でサプライズ小 | 155.00〜156.50の往来 | 上下のレンジ上限・下限での逆張り中心 |
FOMC直前・直後はスプレッド拡大・フラッシュ的な値動きも出やすいため、
①ポジションは軽め、②逆指値必須、③ギャンブルトレードを避けるの3点が重要です。
ユーロドル(EUR/USD)の相場予想|ドル次第で1.08〜1.10台を試す展開
■ テクニカル想定レンジ
- ・サポート:1.0800〜1.0850
- ・レジスタンス:1.0980〜1.1050
ユーロドルは、今週も「ドルの動きがほぼ全て」という相場になりそうです。
FOMCでドル安方向に振れれば、1.10台をトライする流れも十分考えられます。
■ 戦略アイデア
- ・押し目買い狙い:1.0850〜1.0870付近で下げ止まりを確認してロング
- ・上抜け狙い:1.0980を明確に超えてきたら、1.1050付近までの上値余地
- ・ドル高・巻き戻しリスク:1.0800割れでいったん様子見・撤退も選択肢
ドル円よりも介入リスクがなく素直に動きやすいため、
「ドル安トレンドに乗るならユーロドルの押し目買い」は今週も有力な選択肢になりやすいです。
ゴールド(XAU/USD)の相場予想|ドル安+金利低下なら上昇余地拡大
ゴールドは、ドルの強弱と米長期金利の方向に非常に敏感です。
FOMCで利下げ示唆が強まりドル安・金利低下となれば、再び高値更新を狙う展開も考えられます。
■ 想定レンジと戦略
- ・押し目ゾーン:$2,360〜$2,400
- ・上値目標:$2,450〜$2,500
| 条件 | 戦略イメージ |
|---|---|
| ドル安 & 金利低下 | 押し目でロング。高値更新を狙った買い増しも検討 |
| ドル高 & 金利上昇 | 一時的な下落に注意しつつ、深押し待ち or 様子見 |
| FOMC直後の乱高下 | 最初の一波には乗らず、落ち着いた2波目以降を狙う方が安全 |
ゴールドは上下のヒゲが非常に出やすいため、
「成行で飛び乗る」よりもレートを絞った指値エントリー+逆指値の徹底が有効です。
今週の主な経済指標・イベント(12/8〜12/14)
| 日付 | イベント | 注目度 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 12/9(火) | 米・JOLTS求人など | ★★★☆☆ | 雇用のトレンド確認。FOMC前の“前哨戦”的な位置づけ。 |
| 12/10(水) | FOMC政策金利発表・声明・記者会見 | ★★★★★ | 今週最大のイベント。利下げ示唆の有無と、今後のガイダンスに要注目。 |
| 12/11(木) | FOMC後の各市場のポジション調整 | ★★★★☆ | 一度出たトレンドが継続するのか、巻き戻されるのかを見極めたい日。 |
| 12/12(金) | 週末&年末フローの入り始め | ★★★☆☆ | 利益確定・損切り・リバランスによる不規則な動きに注意。 |
総括:12/8週のトレード方針
◎ 今週のキーワード:『FOMC』『ドル方向の分岐』『年末ポジション調整』
- ・ドル円:レンジの上下に大きく振れやすい。押し目買いと戻り売りの両方を視野に。
- ・ユーロドル:ドル安なら押し目買い有利。ドル高シナリオも想定しつつリスク管理。
- ・ゴールド:ドル安+金利低下なら上昇継続。押し目買い狙いが基本。
- ・全体として:FOMC直前直後は「ポジション軽め+逆指値徹底」で、ギャンブルを避ける。
12/8週は、「どちらに賭けるか」の週ではなく、
『どちらに動いても対応できるようにシナリオを準備しておく週』です。
想定外の動きが出ても、事前シナリオがあれば冷静に対応できます。


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