【12/15(月)〜12/21(日)】今週のFX相場予想|FOMC後の巻き戻しと年末フローに要警戒
12月15日週は、直前に発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を市場が消化しつつ、 年末特有のリバランス(資金移動)が本格化する「方向迷いの週」です。
特にドル円は大きめの振れを伴いやすく、ユーロドル・ゴールドも巻き戻しを挟みながら動くため、 シナリオごとの準備が勝敗を左右します。
今週の全体テーマ:FOMC後の巻き戻し+年末フローで“方向迷い”が発生しやすい週
12月15日週は、FOMC直後の相場が一度逆方向へ振れることで知られる「巻き戻し週」です。
さらに、機関投資家や海外勢の年末ポジション調整・リバランス需要が重なるため、 ドル円・ユーロドル・ゴールドともに不規則な動きが出やすくなります。
特にドル円は、米金利・円買い実需・介入警戒レベル(157〜158円台)が同時に意識される難しい相場環境で、 一方方向に走るより上下に振りやすいのが特徴です。
ドル円(USD/JPY)の相場予想|154〜158円の広めレンジに警戒
■ 想定レンジ
154.00 〜 158.00円
今週のドル円は「広いレンジ内で上下に振れる」展開になりやすいです。
FOMCの初動とは逆に動く巻き戻しが入ったり、年末の実需で円買いが強まったり、 一時的なドル買い戻しが発生するなど、方向性が安定しません。
■ シナリオ別の想定
| シナリオ | 条件 | ターゲット | 戦略イメージ |
|---|---|---|---|
| 🟥 ドル安・円高(メイン気味) | FOMCがハト派、米金利低下、年末の円買い | 154 → 153.00 → 152.50 | 155〜156円台の戻り売り中心 |
| 🟦 ドル高・円安 | FOMCがタカ派、米金利上昇 | 156 → 157.50 → 158.00 | 155円前半の押し目買い、上値追いは早めに利確 |
| 🟨 レンジ継続 | FOMC後の材料消化で様子見 | 155.00〜156.50 | 上下の反転ポイントで逆張り |
157〜158円台は介入警戒ゾーンのため、ロング継続より「利確優先」が基本です。
ユーロドル(EUR/USD)の相場予想|ドル安なら1.10台を再度試す流れ
■ 想定レンジ
1.0850 〜 1.1100
ユーロドルはドルの動きに最も素直に連動するため、FOMC後のドルトレンド次第で方向が決まります。
■ シナリオ別の見通し
- ドル安 → 上昇シナリオ(本命)
1.098 → 1.105 → 1.110を試す展開 - ドル高 → 下落シナリオ
1.085割れで1.078〜1.080が視野
ユーロは年末に短期ショートの買い戻しが入りやすいことから、 「ドルが弱い週」は強いトレンドが発生しやすい点が特徴です。
ポンドドル(GBP/USD)の相場予想|ポンド強含みで1.30を意識
■ 想定レンジ
1.2700 〜 1.3000
英国はインフレが依然粘着的で、BOEも利下げを急がない姿勢を示しているため、 ポンドは下がりにくく上がりやすい地合いが続きます。
■ シナリオ
- 上昇シナリオ:1.285 → 1.295 → 1.300トライ
- 下落シナリオ:1.27割れで短期の調整が発生
ドル安トレンドに乗るなら、ユーロよりもポンドが動きやすい週となりやすいです。
ゴールド(XAU/USD)の相場予想|強含み継続、,500トライの余地
■ 想定レンジ
$2,380 〜 $2,520
ゴールドは、ドル安・金利低下・地政学要因の3つが追い風。
FOMCで利下げ期待が強まれば、再度$2,500台を試す展開も十分あり得ます。
■ 押し目候補
- $2,380〜$2,420ゾーンは買いが入りやすい
■ 上値ターゲット
- $2,500 → $2,520
FOMC直後は乱高下しやすいため、「2波目のトレンド」から乗るのが安全です。
今週の主な経済指標・イベント(12/15〜12/21)
| 日付 | イベント | 注目度 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 12/16(月) | FOMC後の市場調整 | ★★★★☆ | 初動の逆を取りにくる「巻き戻し」が発生しやすい。 |
| 12/17(火) | 米住宅関連指標 | ★★★☆☆ | 金利敏感でドルの反応が出やすい。 |
| 12/18(水) | 米消費関連データ | ★★★★☆ | インフレ再評価の材料。 |
| 12/19(木) | PMI・失業保険 | ★★★☆☆ | ドルの短期方向を再確認する日。 |
| 12/20(金) | 年末フロー入り | ★★★★☆ | ボラが急上昇。利確・損切が多く動く。 |
総括:12/15週のトレード方針
◎ 今週のキーワード:『FOMC後の巻き戻し』『年末フロー』『方向迷い』
- ・ドル円:広い値幅で上下に振れやすい → 小ロットかつ逆指値徹底
- ・ユーロドル:ドル安時の押し目買いが有力
- ・ポンドドル:上昇余地が大きく、強いトレンドが出やすい
- ・ゴールド:押し目買い中心、$2,500トライは十分あり得る
- ・総合戦略:方向を予想しすぎない。動いた方向へ乗る「順張り」優先。
12月15日週は、1年の中でも特に「読みにくい」週です。
しかし、シナリオを準備しておけば、混乱した相場でも落ち着いて判断できます。
「無理をしない」「ルールを守る」ことが、勝ち残る鍵となります。


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